基材について

アロマテラピーでは、精油を直接原液で使用しないというのが原則です。
そこで、基材と云われる物質で、精油を希釈し、使用します。

では、基材は、どのような理由でつかわれるのでしょうか。
基材には、6つの役割があります。
1.希釈 (薄める)
2.運搬 (精油の成分を吸収させやすくする)
3.被覆 (覆う、カバーする)
4.保持 (精油の成分を保持する)
5.潤滑 (滑りやすくする)
6.基材成分の作用 

そして、基材は、当然使用する量も多く、肌に直接摺りこんだりするものです。
ですから、安全性、自然であること、無色であること、無臭であることが望ましく、
これが基材選びの条件でもあります。しかし、常に無臭であったり、無色であったり
というものではありません。例えば、ホホバオイルは、精製すれば、無色透明になりますが、
低温抽出法だと、山吹色のオイルです。
ですから、自分の利用目的に合った基材を調べて下さい。

では、基材についてその種類を見てみましょう。


■基材の種類
◆植物油
・圧搾油
・浸出油

◆水性基材
・精製水
・芳香蒸留水
・ミネラルウォーター(軟水)

◆その他
・ミツロウ
・粘土(クレイ)
・アルコール
・グリセリン
・天然塩
・ハチミツ
・アップルビネガー(酢)
  など

フローラルウォーターは、精油を水蒸気蒸留法で
精製する際に出来る、副産物です。
フロリアル社のフローラルウォーターは、天然湧水
を使用しております。

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