これから、月一度の予定で、5回にわたってパワーストーンのヒーリングについてご紹介します。

私は、石が大好きです。
以前から綺麗な石は、好きでしたが、それらは「宝石」という子供には、到底手に入らないものばかりでした。

ある日のことです。散歩の途中で、奇妙なお店を見つけました。
色別に分けられた石、水に浸かっている石・・・。
最初は、金魚屋さんだと思っていたのですよ。ホントに。
「藻が無いなぁ(ちなみに、私は金魚は飼っていません)・・」などとトボけた事を考えながら、そのお店に入っていきました。
それが、私とこのパワーストーンの出会いでした。

ちょっと変わった形の勾玉を見つけました。それは、普通の勾玉とは形が異なり、下の部分もぷっくりしているのです。
一番惹かれたのは、その勾玉の石で、角度によって美しい青や緑に見えるのです。

それは、ラブラドライトの古代勾玉でした。

なんでその石に強く惹かれるのかは解りませんでした。私は、その石を使って、ペンダント(チョーカー)をつくりました。
その時に一緒に購入したカーネリアンの古代勾玉は、仲の良い友人にプレゼントしました。
友人にあげたカーネリアンは、その後どうなったかわかりませんが、私のラブラは、なくなりそうになった事が何度かありました。
でも、必ず私の手元に戻ってくるのです。それも人の手を介して。

同じように、数珠状の(銀のビーズが入ったかなり装飾的なもの)ラブラドライトのネックレスは、いつの間にか、私の首から滑り落ち
どこかへ消えてしまいました。何度も探しましたが、戻りませんでした。とても悲しかったのですが、そんな時一冊の本に出会いました。
カトリーナ・ラファエルという人が書いた「クリスタル エンライトンメント」という本です。

彼女は、ニューエイジのヒーラーとして、主に水晶を使ったヒーリングを行っています。
その中に
「クリスタルは、使命を終えるとそれまでの持ち主の元を去り、次なる持ち主の元へ旅立つ」
という非常に印象的な内容がありました。
単純な私は、「そうだったのか・・・」とすぐ納得し、その石に対する感謝の気持ちと、次の持ち主が幸せになりますようにと祈り、
お別れしました。

私は、特別誕生石に固執するタイプではないのですが、ヒスイや、エメラルド(私の誕生石です)の緑には、強く惹かれます。
一方ダイヤモンドには、さっぱり心が動きません。次に強く惹かれる石は、サファイヤでしたが、最近は、あの濃紺よりも
タンザナイトのような赤みがかった青(紫ですが・・)や濃い水色のアクアマリンに強く引かれます。
でも、これにの石は、眺めて嬉しい石で、身につけて嬉しい石ではないのです。

今でもよく、ラブラドライトの勾玉をつけています。この石をつけていると言葉と心がばらばらになっている人を見つけ出します。
言葉と心がばらばらというのは、なぜかつまらぬ意地を張ってくだらないことを口走ってしまう人です。

そして、私と一通り話をした後落ち着いてくれます。
私は、その人の言葉が、遠回しではありますが心にないことを言っていると気がつくように話を持っていきます。
その時私は、冷静に客観視している自分を感じるのです。

これは、ほんの一例ですが、石によって惹きつける人が違うようです。
これがパワーストーンの力かどうかは、正直私にもよく判りません。
でも、その石が傷ついている人を見つけて、私の言葉を使って癒そうとしているように感じて仕方ないのです。

前置きが長くなりましたが、これより月に1回第3週目発行のペースで、パワーストーンのヒーリングについてお話して参ります。

次回は、「第一回パワーストーンとの出会いとその力の引き出し方」についてお話しましょう。

序章 不思議な石の力

1.パワーストーンとの出会いとその力
2.石の浄化方法
3.石の状態(カット、研磨、原石)
4.身につける
5.石の行方

序章 不思議な石の力

鸞風(らんぷう)プロフィール

子供のころから、なんとなく霊感体質。
将来は、占い師なんて云われるのが苦痛で、
そっち方面から足を洗う。
最近は、石を使ったヒーリングによる
セラピーを実施。本人曰く、「脳で感じると
いうよりも、脊髄で話してるってカンジ」。
引退後は、出家して、歌って踊って
アロマテラピートリートメントの出来る
尼さんになろうと最近、本気で考えている。

癒しの小部屋へ

トップページへ

©2004 MET Ltd.,